これから伸びる業界、厳しい業界?それでも変わらないものとは?
就活をしていてやはり気になることは、これからどんな業界が伸びるのか。
または、どんな業界は就職を避けなくてはいけないか。
こんなことを皆さん調べていると思います。
はっきり言いますが、明日、その会社があるかわかりません。未来は誰も読めないです。
コロナ前、航空業界は非常の業績が良かったです。
鉄道各社もよかったと思います。
もっと言うと、オリンピック特需によって旅行系、建設系だって業績が良かったはずです。
でも、今はどうでしょうか?
つまりのところ、未来は誰にも予測できないということに尽きると思います。
世界的な影響。
こんなことが起きれば、予測していた未来はいとも簡単に変化してしまいます。
そして、経済紙は”急速な〇〇により”といった言い訳をし始めるわけです。
ここで何が重要なのか。
やはり、自分がやりたい仕事が何か。
どんなことに興味があって、何をしたいか。
お金を儲けるのもよいです。人の役に立つ。環境を保護する。なんでもよいです。
自分が何をやりたいか、それが極めて重要になってきます。
上記で述べたように、もし”これから伸びる業界”というキャッチコピーを鵜呑みにして、何の興味もない業界に就職して、今回のような世界的な変化が起きたとき、
あなたはその会社でやっていけるでしょうか?
逆に、大好きな仕事。やりたかった仕事であればどうでしょうか?
もしかしたら、会社の状況が非常に良くなくて、社外応援や一時帰休など不安な状況になるかもしれません。
でも、その時に”自分がやりたい仕事”に戻るという決意、思いが、あなた自身を助ける原動力になると私は信じています。
もし、状況が悪くても、その決意や思いは誰も否定しないし、
仮に転職せざるを得ない状況になったとしても、転職面接等で絶対にあなたの強みとなって戦うことができると思います。
就活は確かに情報を正しく整理して挑むのが近道ですし成功率が高いです。
何の興味もない業界であったとしても、作戦を立てて挑めば内定を取ることは可能でしょう。
しかしながら、大事なのは内定を取ることではないです。
有名な企業に就職することでもないです。
あなた自身が納得して、誇りをもって仕事をする。
働いていて生きがいに感じる職に就くことが正しい就職活動であると私は思います。
もちろん給料は高いに越したことはないです。
ネームバリューの高い会社に入るに越したことはないです。
でも、一度立ち止まって、しっかりと自分と向き合ってください。
その先に、後悔の無い就職活動があると思います。