転職を考えている人へ。まず一回、転職は止めましょう!え、なぜ!?(前編)
今、転職を考えているあなたがいます。
考えているからこそ、このブログにたどり着いているのだと思います。
転職は自由です。無料で出来ます。誰でもできます。
なので、行動に移す前に下記のリスクを考えてみましょう。
- 退職金が満額出ない可能性がある(会社の退職金計算方法を要確認)
- 職場の同期、築いてきた社内関係はすべてリセット
- 昇給、昇格のチャンスはすべてリセット
- 転職したことで生涯賃金が減るリスク
- 転職先には同期がいない。孤独かつ悩みを相談できる人がいない可能性あり
- 転職先は”期待された人材”としてあなたを取るので、”期待外れ”と思われるリスク
こんなところが挙げられます。
今回は前編の、1から3について詳しく見ていきましょう。
後半では、4から6の転職先で発生する可能性のあるリスクについて書きます。
退職金が満額出ない可能性がある(会社の退職金計算方法を要確認)
皆さん、現在働いている会社の退職金計算方法をご存じでしょうか?
今、この瞬間に辞めたときに退職金がいくら支払われるか正しく理解していますか?
計算方法は会社によって様々です。ほかの会社に勤務している人の話を聞いても何も役に立ちません。
勤続年数や現在の役職などで大きく変化する可能性があります。
辞めてみたら想像よりも退職金が少なかったいった事態にならないように、確実に確認してください。
また、転職の場合、自己都合による退職の場合、退職金が減額になるとうのルールがあるかもしれません。必ず事前に会社のルールの確認してください。
職場の同期、築いてきた社内関係はすべてリセット
これは当たり前ですが、新しい会社に入るわけです。
現在の会社であなたが持っていたネットワーク、コネクションはすべてリセットされます。つまり、転職先ではコミュニケーション能力が試されますし、もちろん転職前のスキル、経験などあらゆるポテンシャルが試されると考えてください。
前の会社では〇〇のリーダーで、後に〇〇になる予定で。。。といった、武勇伝を言ってしまう人が人がいますが、転職先でそんなことを言っても無意味です。
本当にポテンシャルを持っている人であれば、転職先でも能力を発揮します。
昇給、昇格のチャンスはすべてリセット
上と似た話になりますが、転職先では当然、昇格候補リストでは下からのスタートです。もちろん、高い能力を持っている人であれば、すぐに取り戻すことができます。
ただし、転職する前にしっかり調べてください。
新卒至上主義の会社は今でも多くあります。
これは、大学新卒で入った人の方が昇進、昇格が優先されるタイプの会社です。
こういった会社の場合、転職で入ると不公平に扱われる可能性があります。
逆に、転職者の方がすぐに昇格するといった会社(能力がある人が採用されるので相対的に早い)もあります。
この辺りは会社によりますので、しっかりと事前に調べてください。
どうですか?
少しでも転職する気が無くなったのであれば、あなたは転職に向いていません。
転職する人は、これらのリスク、葛藤を超えたうえで行動に移しています。
転職するタイミングはあなた自身が決められます。
しっかりとあなた自身が考えて、行動に移してください。
後半に続きます!